Playstation版『未踏峰への挑戦-アルプス編-』

このゲーム、巷ではSEGA Saturn版『デスクリムゾン』を遙かに凌ぐクソゲーとして有名で、発売本数も極少という、一般的には全く嬉しくないレアゲーの一つである。ウワサの割にネットでもまったく触れる者がおらず、存在すら消滅の危機をさらしている。今一度思い出してほしいものである。
内容は、『山を登る』
以上!
これ以上の説明は皆無。だが本当の面白さは、理不尽極まりないプレイヤーの動きにある。プレイヤーにはレベルが設定されており、用意された山を完登するとプレイヤー各部位のレベルが上がっていく。しかし、上がりすぎると『三点支持法』など皆無。腕だけで登れる。しかもプレイヤーの関節は自由自在。まさにクモのごとく人間離れした動きで動き回ることができる。とてもじゃないが、ロッククライミングのシミュレーションにはならない。10年間、関西・関東と足を運び探し続けていたこの『未踏峰への挑戦-アルプス編-』。後に『ヒマラヤ編』の発売も控えていたが、当然のごとく開発中止。しかしまさかこんな近所でみつかるとわ。数年前先輩の家で見せてもらって以来、久しぶりにプレイしてみたが、プレイヤーが動くだけで終始笑えるゲームってのもめずらしいな。金額180円。Playstationソフトの中ではキングオブクソゲーの名に相応しいといえる。
じつは、この日記を書くのに非常に悩んだ。だってこのゲーム、あまりにも知名度が低いのでたぶん誰も解らないだろうと思ったから...。
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